もし第一大臼歯を失ったら
食べ物を噛みつぶす力を発揮するのは、第一大臼歯です。
上下の歯をしっかりと咬みしめたとき、その咬み合う高さを決定し、歯の高さを保つ役割を果たしているのが、第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯の3歯なのです。
ですから第一大臼歯を失うと一気に咬む力は低下してしまいます。
そして、失ったまま放っておくと、他の歯の位置を狂わせることになります。また、しっかりと咬みしめられる歯を失うことによって顎の関節のつなぎ目のバランスがくずれ、顎関節症につながることも考えられます。