歯周病の口臭
歯周病といえば、歯肉の腫れや出血などの症状が知られていますが、口臭が気になるという人は多いのではないでしょうか。歯周病による口臭は、他の口臭とはどのような違いがあるのでしょう?歯周病は放っておくと口臭がひどくなるだけでなく、歯を失う恐れがあることから、しっかりと対処する必要があります。
歯周病の口臭を改善するためは、やはり根本的に歯周病を治療する必要があります。歯周病が進行すると炎症部分が化膿しはじめて、歯周病菌が放出するVSCに膿の臭いが混じって、さらに口臭が強くなる恐れがあるのです。
代表的な歯周病の治療には、口臭のもとにもなっている歯垢や歯石の除去があります。歯周ポケットに溜まった汚れを取り除くことで炎症が抑えられて、次第に口臭もなくなります。また、治療とともに歯ブラシやデンタルフロスなどでセルフケアをしっかり行うことも、歯周病の口臭の改善につながります。