予防歯科の重要性
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虫歯になる前に

病院にかからずに風邪が治った経験はあっても、むし歯が治った経験がある人はおそらくいないのではないでしょうか。歯には自然治癒力がないからです。一度むし歯になると、どんなに素晴らしい治療を受けても、残念ながら元に戻ることはないのです。

一方、初期のむし歯は自覚症状に乏しく、「痛い」と歯医者へ駆けつけるころには、かなり進行していることが。そうならないために、歯医者での定期検診を習慣にしておきたいものです。

虫歯になりやすいこどもの歯

健康な歯は、栄養を吸収するために不可欠。お子様の歯を守ってあげることは、お父さんお母さんが考えている以上に重要なことです。残念なことに、乳歯や生えたばかりの永久歯はやわらかく、むし歯になりやすくて進行が早いのが特徴。そのため、定期検診が大人以上に大切になります。

「子どもが歯医者を怖がる」とおっしゃる方がおられますが、乳歯が生え始めたころから歯医者に慣れさせてあげると、スムーズにいくようです。定期検診を習慣づけ、大切な歯を守ってあげましょう。
守ってあげられるのはあなただけなのですから。

歯周病も予防が肝心

「歯」を失った状態を想像してください。食べ物を噛むことができませんし、正しい発音で会話することもできません。歯が無いことを隠す笑い方にもなってしまいます。
とても不自由な生活を強いられてしまいますが、最大の原因は、歯周病と言われています。

歯周病はむし歯以上に自覚症状に乏しく、異変に気付いたときには症状が進行しているケースが多いのです。しかも、大人の8割がかかるというデータもあるほど、ありふれた病気。定期検診を受けて予防することが、何にも勝るといえます。
将来歯が無くなってもいいですか?

二次カリエス

すでに治療を受けた歯が痛んだり、甘い物がしみたりといった症状はありませんか?
それは、「二次カリエス」かもしれません。
二次カリエスとは、治療を受けた部分に再発するむし歯のことです。
いつの間にか詰め物と歯の間にすき間ができ、そこからむし歯になることがあるのです。

詰め物があるため、二次カリエスは目で確認しにくく、気づいたときにはかなり進行していることも。。。
治療が終わっても放置せず、二次カリエスを防ぐためにも定期検診を受けましょう。

「8020運動」をご存知ですか?

「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という意味の、8020運動をご存知の方も多いと思います。高齢になっても、自分の歯が20本あれば、しっかり咬めて何でも食べられるのです。最近の調査では、認知症になる率も歯が多く残っている方は少なくなるという結果もあります。

食べ物を咬めるということは、栄養を吸収して全身の健康を保てるということ。適切なメインテナンスを受けていれば、20本の歯を保つのはそれほど難しいことではありません。健やかな一生を送るためにも、定期検診を習慣にしましょう。

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