健康と歯周病
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歯周病は、厚生労働省が、21世紀において日本人の健康を実現するための国民健康づくり運動として提唱している「健康日本21」のなかで、早世、障害につながる危険因子」として歯周病を位置づけており、全身の健康に対する歯周病の予防や治療の重要性は、今後いっそう取り沙汰されそうです。

歯周病は歯周組織における慢性的な細菌感染症ですが、最近の研究により原因菌やその毒素、炎症物質が血管を通じて、患部から全身に影響を及ぼすことが明らかになってきました。
また、一方では糖尿病や骨粗鬆症が歯周病の進行を早めることもわかっています。
歯周病を単なる口腔疾患としてではなく、全身疾患の一部として捉えることが歯周病の予防、さらには生活習慣病などをはじめとした全身疾患の予防と治療につながると考えられます。

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