化石になっても歯は語る
化石と言っても沢山種類はありますが、化石となった歯を調べてみると、いろいろな事がわかるようです。
例えば草食性であったか、肉食性であったかというような基本的なことは比較的簡単に歯の形態を見るだけでわかります。
歯の磨耗状態を調べると、鳥の祖先といわれている始祖鳥が昆虫や海岸に打ち上げられた動物の遺骸を食物にしていたことも推定できるのです。肉食性の恐竜が歯ぎしりをしていたこともわかっちゃったそうです。
当然人間の化石で残された歯の状態から生活様式や生態の観察ができるのも同じです。
正しい食生活をしていないと後々いろいろなことがばれてしまうかもしれません。